感情

自己受容できると、自己肯定感につながる

自己受容ができるようになると、自己肯定感を持つことができるようになります。

「自己肯定感」とは、自分のあり方を積極的に評価できる感情
自分の価値や存在意義を評価できる感情を表す語を言います(実用日本語辞典)

「自己肯定感」は、ありのままの自分を評価した上で、そんな自分に「価値がある」と感じる感情のことです。

自己肯定感を持つことで、「ダメでかっこ悪い自分」から脱却できるようになるのです。

「個人業績が悪い」と悩むAさんが、業績が悪いありのままの自分を受け入れて自己受容したとします。

するとAさんは、例えば次のような自己肯定感を持つことができるようになるのです。

業績が悪い。だから、仕事のやり方を努力して勉強している。
まだ業績は上がっていないけれど、努力できる自分は素晴らしいと思う
私の業績が悪いのは、お客さんとのコミュニケーションが苦手なためだ。でも、数字の分析では部署に貢献しているから、変に落ち込まないようにしよう。
私は業績が悪い。だけど仕事が全てじゃない。
私生活を考えるとサッカーが得意だし友達も多い。総合的に、僕は自分に満足している。
いかがですか?

Aさんは、「業績が悪い」という現状を受け入れ(自己受容)、その上で、得意なことや努力をしていることを見つけて自分を肯定しています(自己肯定感)。

そこには、業績が悪いから「ダメでかっこ悪い」と考えません。

「今の業績」が悪くても、できることがたくさんあるのです。

このようになると、「今現在で、個人業績が悪い」ことの悩みではなくなるでしょう。

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